2018年03月31日

将棋やチェスの考え方と仕事

 こんばんは。どうにかこうにか社会人1年目を終えたやぶこーじです。
 僕のような人間が社会人1年やっただけでもう偉業としか言いようがないですね。仕事終えて会社出たとき、脳内で万雷の拍手とスタンディングオーベーションが起こりました(笑)。
なんとか2年目も頑張ろうと思います。

 さて、1年勤め人をやり、仕事をしていく中で将棋やチェスの考え方を気づいたら使っているなと感じた面がありましたので、ここにまとめようと思います。

 まず僕の仕事ですが、コンサルのようなことをやっております。簡単に言えば、他の企業・団体から解決を頼まれて、それについて調査分析等行い、解決をするといったことですね。
 したがって頭脳労働が多いです。今回の記事は「僕が」感じたことなので、職種等によってまったく状況は異なります。その点は留意いただければと思います。

 構成としては、将棋やチェスと仕事の共通点および相違点をまとめ、その中で個別にダラダラ書く、といった形にします。

将棋チェスと仕事の共通点

共通点として下記の点が思いつきました。
@習熟に時間がかかる
A長丁場になりやすい
B時間制限がある

それぞれについて書いていきます。

@習熟に時間がかかる

 仕事は必要とする段階・能力を分解すると、非常に多岐にわたります。分析力はもちろんのこと、計画を立てる力や分かりやすく伝える能力等といった能力が要求されます。一方将棋やチェスも序盤中盤終盤で求められる能力は違いますし、大局観が求められる局面もあれば正確な読みが要求される場面もあります。
一言でいえば、どちらも非常に複雑

それらの能力を上達させる際にどうしようかと思った時、将棋やチェスを振り返ると二つに分類されるのかなと考えました。
・実戦経験が必要なもの(大局観など)
・疑似的な経験で伸ばせるもの(詰将棋、タクティクスなど)

 仕事の場合だと、上記2点ですっぱり分けるのは難しいのですが、お客さんの要求水準や分かりやすくものを伝える能力は前者、分析関係については後者なのかなと考えたりします。

 要するに、仕事に必要な能力を伸ばす際、自分が将棋やチェスを上達させるときに何をしたかについて振り返るとヒントが得られたと感じました。

A長丁場になりやすい

 この業界はどこもそうですが、長丁場になりやすい傾向にあります。長時間労働の是非については今回は扱わないので割愛します。将棋やチェスの試合でもそうですが、長丁場になる場合は、どのように脳を使うのかが大事になってくるのではないかと感じます。
 いくら試合だからと言って最初から最後までフルで頭を使うと身体がついてきません。おそらくオープニングより中盤で方針を決定する際や、詰むか詰まされるかといった局面のほうが頭を使っているのではないでしょうか。

 仕事でも近いところがあるなと感じる時があります。例えば、仕事の対処フローを作るときは大変なので頭を使いますが、一度仕事の対処フローを作ってしまえばあとは頭を使わずに済みます。身体的にしんどい中でも「脳のリソース配分をどうするか」について考えることは、試合につながる部分も多いと感じます。

B時間制限がある

 仕事は納期がありますし、「次の打ち合わせまでに資料を作る」といったことが多いです。したがって、時間制限が発生することになります。そうなると限られた時間の中でタスクをこなすため、時間の使い方を考える必要があります。
 特に時間が無い場合、試合においても最善手が思いつかない時の次善手をどうするかと考えることが多いですが、仕事の場合も、クオリティをどこまで上げられるか、最悪クオリティを切り捨てても何とかなるのはどの部分かといったことを考えます。一言でいえば、「時間が無い時に最悪の事態を回避する策を取る」というのは共通していると感じます。



また、相違点としては使えない駒が発生することがあるといったところでしょうか。

 仕事は一人でするわけではないので、一緒に仕事している先輩が終日不在で質問できない・・・といったことも珍しくありません。その場合の対処がなかなか難しいなと思います。例えるなら、「このゲームでは先手だけ13手目から19手目まで飛車(ルーク)を使うことができません」といった状況がよく起こります(笑)。
 事前に予定表を見て、その時が来る前に予め聞いたりするようにはしてませすがそれでも難しいところがありますね・・・。しかも急に予定が入ることも・・・。15手目で飛車を動かそうとしたら記録係に「急に15手目は飛車を動かせなくなりました」と言われるようなものなので、難しいです。
 また、状況によっては自分ではなく他の人に代わってもらうこともあり、終始同じ2人が試合をする将棋やチェスとは違うと感じます。


 長文になってしまいましたが、何となく感じたことをまとめました。他の職種でもある程度は将棋やチェスで身に着けた考え方を使うことができるのではないかなと思います。

ゲームをする感覚で仕事が出来ればいいですね。

・・・それが出来たら苦労しないけど!!

労働者の皆様、お互いまた1年頑張りましょう。

ではでは
ラベル:将棋 チェス
posted by やぶこーじ at 22:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月25日

カーリング 〜比喩としてのチェス〜

こんばんは。最近家では寝てばかりな気がするやぶこーじです。

 さて、本日で2018年、平昌冬季オリンピックが終わりますね。様々な競技で激戦が見れました。さて、今回はその競技のうちの一つ、カーリングについて書いてみようと思います。まずはカーリング女子日本代表が銅メダル取ったということでおめでとうございます!銀メダルを取った、メガネ先輩率いる韓国とならび、アジア勢初の表彰台はめでたいです。

 藤澤選手の穏やかな感じとメガネ先輩のカリスマ性の対比もまた面白いです。

 さて、カーリングは「氷上のチェス」とも呼ばれているそうです。
 というわけで今回は何で「氷上のチェス」と呼ばれるのか、一チェスプレイヤーとして考察してみようと思います。

といってもそもそもカーリングってどういうゲーム性を有するスポーツなのか、まったく知らないのでそこから入ろうと思います。

Curling_rink_om.png

 カーリングは10ラウンドあり、各ラウンドにおいて交互に8つストーンを滑らせられるものとなっております。そして上の図の円の中心部になるべく近いところを狙うゲームとなってます。

 そして、特徴的なのは、より中心に近い場所にストーンを配置したチームにしか得点が入らないという点です。得点の入り方については例がこちらのサイトにありますので、見てみるといいと思います。
http://t-world-t.net/curling/score.html

 つまり、中心に近いチームが大正義ということになりますね。いかに自分のチームのストーンを中心に寄せ、相手チームのストーンを外に弾くかが大事であると。

 相手チームの思惑をいかに妨害し、自分のチームの思惑を通すかという点が重要なのは、チェスと似通う部分が多そうです。石の配置や氷の滑りやすさの状況から戦略を立て、状況が変わるごとに戦術を駆使して自分チームにとって最も良い場所に石を配置する点が重要になってくるのでしょうか。最初にガードストーン置くのも定跡っぽそうです。

 円の中心にストーンを置くというシンプルな目標ではありますが、それに向けじっくり考えながら次のストーンの置く場所を決める、というのはキングをチェックメイトにするというシンプルな目標ではありますが、それに向けじっくり考えながら次の一手を決めるチェスにかなり近いところがありそうです。

 また、カーリングは1試合2時間半にも及ぶ長丁場です。これまたチェスの公式大会に近いところはあります。60分30秒の試合ですと同等かそれ以上になることも珍しくありません。

・・・色々グダグダ書いてきましたが、要約すると

・ターン制
・目標はシンプル
・場面の状況を常に読む必要がある
・長丁場
・高度な戦略と、複雑な状況にも対応できる戦術が要求される

というゲーム性が、チェスに近いところがあり、「氷上のチェス」と呼ばれる所以なのかなと思いました。

ところで、チェスというゲームは他にも比喩として使われることがあります。

 例えばロードレース。これも「チェスのような競技」と言われることもあります。「ツール・ド・フランス」という言葉は聞いたことあるのではないでしょうか。ロードレースを簡単に言えば、集団で数日間チームとして自転車に乗り、最後ゴール付近でエースが抜け、エースの順位でチームとしての順位が決まります。最後の順位付けはシンプルです。しかしこの競技、競技者の体力もさることながら地形、気温、天気等刻一刻と変化する条件に応じて柔軟に対応を考える必要があります。
 また、最後誰をエースとして出すか、他チームの状況はどうなっているのかについても非常に重要な要素となりますね。

ロードレースについても

・目標はシンプル
・場面の状況を常に読む必要がある
・長丁場
・高度な戦略と、複雑な状況にも対応できる戦術が要求される

これらの点について要求されるというのはチェスに近いところがあります。優位に立つために、肉体的な強さだけではなく、非常に高度な頭脳戦を制する必要があり、そのウェートの高い競技が「チェス」を比喩にして言われるのでしょう。

 普段何気なくチェスを指してますが、「知能競技の象徴」と思われているという一面を改めて感じたオリンピックでした。

ではでは

〜おまけ〜

「チェスは盤上のカーリングだ!!」と言い出すと多分こうなる↓
DSC_0576.JPG

ぼく(こちらは知能のかけらもないな・・・)
???「そだねー」
posted by やぶこーじ at 18:04| Comment(0) | チェスネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月12日

2nd ICCT参戦

こんばんは。2018年初の投稿となりますね。
今年もよろしくお願いします(遅い)。やぶこーじです。

さて、先月、たっゃさんより、ICCTのお誘いを受けまして、参戦することにしました!

〜ICCTとは〜

Internet
Chess
Closed
Training

の略となっております。簡単に言えば、チェスのオンライン大会ですね!
1ラウンドにつきおよそ2週間の幅があり、そのうちのどこかで試合する、という形式です。タイムコントロールは25分+30秒フィッシャーです。インクリメントが意外と長いので、僕にとってはありがたいです(笑)。

URLはこちら
https://yansusnay.wixsite.com/icct

 参加者を見ると、社会人や、来年度以降社会人になる方が多いですね。社会人になって10か月ちょいではありますが、社会人は如何に体力を使うか、また時間が無いかについて痛感しております。そんな社会人にとっては、このようなオンライン大会があるのはとてもありがたいですね。圧倒的感謝です。
 また、首都圏以外に住んでいる方にとっては、チェス大会も少ないでしょうしこれまたチェスを指すいい機会になりそうですね。

 僕自身は昨日Quと当たり、指しましたが久々に闘志を思い出した気がします。結果は激戦をなんとか制して勝利!試合の振り返りについては全ラウンド終えたら載せようと思います。

〜オンライン大会もいいぞ〜

 今、ICCTのみがわり戦を観戦しながら記事を書いておりますが、オンライン大会の利点は観戦も気軽にできるという点にもあると感じております。
自分なりに形勢判断したり、次の手を予想したりするのもまた面白いです。会場だと立ちながらの観戦だったりするので、その場で調べたりというのはやりにくいですが、家での観戦だと、別タブで開けますし(笑)。
トッププロの試合の観戦も面白いですが、友人やライバル等の試合見るのもまた違う面白さがあります。

 オンライン大会といえば過去にホワイトナイツ主催のCTに出たほか、ポケモンのオンライン大会にも出場したことがあります。その時はニコニコ生放送を使って主催者が運営を進めており、決勝戦の対戦記録を取って参加者全員で見たり、主催者が雑談をしたりと、勝負以外でも楽しめました。この方法はblitz大会とかで使えないかなと考えたりしてます。オンライン大会は勝負の場のみならず、交流の場としても使える可能性を秘めていると思うので、活かしていきたいところです。

 とりあえずは1戦でも多く勝てるよう頑張ります。
 試合自体はチェスコムでフレンドになっている人がいれば参加者じゃなくても見れるはずなので、上記URLから日程を探して観戦するとより盛り上がるのではないかと思います!

ではでは
ラベル:チェス 大会
posted by やぶこーじ at 21:02| Comment(0) | 大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする