2015年05月23日

ゴールデンオープン、局面の反省

今回の反省を忘れないように、特に印象に残った局面を載せていきます。

1R

ルイロペスの変化…だが



Bg5のタイミングが早過ぎて、このビショップを出しに黒側の動きが加速、白の黒マスビショップがいなくなったばかりに黒がf4という非常に厄介な位置にナイトを置くことができたので相当不利な戦いを強いられる原因となりました。

5R

途中勝ちの手を見逃し、ドローとなった局面。白勝ちと思われるが、短時間の中でどこに着目すればそう判断し、正確に指せるのか。そこが大きなポイントとなります。



将来的にbポーンは黒のRと交換になり、その間に黒キングがefポーンのプロモーションの手助けをし、白がRとKでなんとかそれを防止する展開になりますが、その際に白はどのような方針を考えるべきか・・・。
僕はKが間に合うとは思えず、R1枚で短時間で止めるのは無理と判断しましたが、実際はgポーンが簡単に落ちるためなんとかなるのではという結論で検討戦は終わりました。

7R

問題の局面はこちら。ピースアップはしているのだが・・・。



本譜はこうなりました。いずれf7のポーンをピースで切る必要がありますが、最終局面では切ってもドロー。いったい何がいけなかったのか、どのような方針で指すべきだったのか。検討戦で別の変化をしてもドローになってしまったのでどうやったら勝ちにつなげられるか。
おそらくキングをポーンの前に進めたのがまずかったのでしょうが、それだけではない気がします。

とりあえず今回の反省点をまとめてみました。エンディングはケースバイケースで、その都度自分なりに方針を持たないと短時間で指し手を決められないので非常に難しいと感じました。
この差し手や方針で臨むと良いなどの意見がありましたらぜひコメント欄に書いていってください

ではでは
posted by やぶこーじ at 22:16| Comment(0) | 大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015ゴールデンオープン、ざっと振り返り

はてさてみなさんこんばんは。5月のはずなのに最高気温30度前後とか頭おかしい天気ですがいかがお過ごしでしょうか。
さて先日ゴールデンウィークに、同人誌で有名な蒲田のPIOで行われた、ゴールデンオープンに参加してまいりました。というわけでまずはざっと振り返って行こうと思います。

1st Round - VS Rさん

初戦の相手は外人さん(?)、ハーフかもしれませんが、当たりました。相手のレートは1200台ですが、いかんせん外人さんは強いという法則があるので油断なりません。
・・・結果はドローでした。というか負けに近い局面を誤魔化してドローにした感じでした。やっぱり強かった…。オープニングの終わりの方でミスが出て、それが原因で不利な立場になりました。ルイ・ロペス難しい…。

2nd Round - VS tg氏

そして当たったのは何と東北のエース!初戦は勝ってそうなもんですが、なんとあべたが倒したらしい!罰ゲームはどうなったのか
そして試合開始。1.d4 Nf6 2.c4 c5 3.d5 b5
Benkoへと変化しました。Blitzでは勝率の良いオープニングですが、ここではそうはいきませんでした。こっちの対応手が悪く、早々とQ交換となり、1ポーン分の代償を取り戻せないままじりじりと負けました。Benkoでのもっとも残念な負けパターン…。次こそは勝ちたいです。

3rd Round - VS T君

今度はハーフの子かな?当たりました。レートも3ケタで、負けることは許されない。僕が白番でまたしてもルイロペスになりましたが、相手が消極的な手を指したのでそこを突いて無事勝利。


これで1日目は終了。1.5/3.0です。この日の夜は東北勢たちと焼肉食べ放題に行きました(!)。まだ初日が終わったばかりなのに・・・(笑)。肉は美味しかったし話は面白かったし満足でした。

4th Round - VS ysk

実は、1日目の帰り際に次のペアリングが発表され、その時はKUCC2年のsnが相手と出ていました。彼は1.c4使いなので警戒し、2日目の朝はひたすら1.c4対策をプレパしていました。特に最近blitz指しまくって"圧倒的成長"したとの噂なので、何としても負けられない戦いで、緊張しました。

だのに!

ペアリング変更となり、次に当たったのはKUCCのysk。学年が2つ上がってます(笑)。どちらにせよ倒すだけ、ということで試合開始。僕が黒番で、またしてもBenko・・・ですが、どうにもうまく攻められず、時間切迫でうっかり2つ目のポーンも落ち、相手の2connectedパスポーンが止まらないという、最悪の状態に・・・。
しかしここでyskがRを落とす大ブランダーをかまし、それを拾って勝利。KUCCはブランダーをかます傾向がある?

しかしBenkoでうまく攻められていない、自分には向いていないのかもしれないと思い始めます。

5th Round - VS M氏

ペアリングを見たとき、二人は思った―

ま た お 前 か

相手は学生選手権でも当たったSCCのM氏(4か月ぶり5,6度目)。もう公式戦やら合宿やらで当たり過ぎて因縁というかなんというか、そんな感じになってます。そしてまた僕が白番・・・。色まで同じという(笑)。
前回はオープニングでしくって2ポーンダウンで負けかけたところをtacticsでひっくり返すという展開だったので、今回こそはオープニングでしくらないよう進めていきました。

そしてもつれこみ、2ポーンダウンだがこちらにはパスポーンがあるという状況になり、勝てる手があったのに見逃して、最後はドロー。何としても勝ちたい相手だったのにドローで終わったのはいかんともしがたい悔しさがあります。次こそはまた勝つで

6th Round -VS Tさん

次は社会人のTさん。何でも大会に出るのが10年ぶりだそうで、初めてお会いしました。30代かなと思っていたら実は40代前半らしく、驚きました。
はてさて、試合は僕が黒番で、
1.d4 Nf6 2.Bg5
(そういや対策してなかったなこれ)となり、何とか指すも消極的な展開になり、tactics決まりそうなところを相手が見逃すなどしているうちに少しずつ盛り返し、勝ちました。いやー、危なかったです。2.Bg5対策も考えないとなと思わされました。

ここで2日目が終了。ポイントは4.0/6.0。2日目で盛り返していった感じですね。そしてペアリングを見ると次の相手は・・・Enjuさん!ナイドルフ使いとの話を聞き、プレパの内容が決まりました(笑)。
夕飯はKUCC勢とTUCC後輩のFと『歓迎』という中華料理屋に行ったのですが・・・。予想だにしない事態が。五目ラーメン(だったかな)を頼んだ人がいたのですが、店員が去った後謎の男が現れ
男「それみんな残すよ!まずいからね!どうする?変える?」
僕ら(まずい?聞き間違えかな?量多いのなら大丈夫だし…)
ysk「大丈夫です!」
去ったかと思いきや再度あらわれ、
男「本当にいいの?まずくて残すよ!」
ysk「え?マジですか?じゃあ変えます!」

後でメニューで見たらこの謎の男、なんと『歓迎』の社長だった…!だから「まずいよ!」と平然と言えるのか・・・、一同納得(笑)。

そして3日目。

7th Round - VS Enjuさん

Enjuさんとは2年ほど前上智で当たった記憶がありますが、その時はなすすべもなくやられました。はたして今回はどこまで戦えるのか、自分の成長が分かるという意味でも、アプセットを取りに行く意味でも勝ちたい試合でありました。

僕が白番。プレパ通りナイドルフ。しかし徐々に形勢が良くなり、遂にピースアップ!しかしその後、勝ちにつなげる手がどうにも見つからず、最後はドローでした。ポイント取れたこと自体は嬉しいのですが、ここでも勝ちたかった…。ただ解析にかけても結構難しそうだったので、次の記事にその局面を載せます。
何より驚いたのは、Enjuさんが2年前当たったことを覚えていたことでした。強いプレイヤーって当たった相手ならどんな人でも覚えるもんなんですかね…?しがない1人の学生プレイヤーなのに覚えられていたとは

Final Round - VS Iさん

最終戦は去年のゴールデンオープン初戦で当たったIさん。またしても勝ちたい試合。最後まで気は張りつめたまま・・・。だったのですが。
僕がまた黒番。
1.d4 d5 2.c4 Nf6

ここで気付く・・・が、時すでに遅し。やってはいけないことをやってしまった。
3.e4!
から展開で差を付けられ、なんとか逆転を決めようとするもうまく行かず、負け。またしてもオープニングで大ポカをするというひどい有様…。
なんで1...d5に変えたかというと今回の大会、Benkoを選ぶとなんか勝てないので弱気になって久々に指しました。しかしこんなことやからすなら最後まで一貫してNf6からやって行けばよかった…。
次当たった時は対策を万全にして勝ちに行きたいですね。

と、最後は悔いの残る大会となりました。

結果は4.5/8.0で、レートは少し上昇というところですね。なんとか1700に乗りそうです。
ただ全体的に反省点が多く1.d4対策をまた考え直さねばならないということになりました。やれやれ

大会の後はワインがふるまわれたのでそれを飲みつつゴールデンオープンで颯爽と優勝をかっさらっていきLOLの宣伝をしていったshinさんや、カナダの大学にいるNさんなど、いろんな方と話しました。それは面白かったですね。
打ち上げはまた違う中華料理店へ。ちょっとここでは言えない話とか連発していて聞く分には面白かったです。しかし流石麻布勢、こんな時間までいる・・・。

更新が遅くなりましたが、ざっと振り返りました。次の記事では反省となるような局面やその考察を載せていきたいと思います。
posted by やぶこーじ at 02:21| Comment(0) | 大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月09日

大英博物館展

こんばんは。

早くもGWが終わろうとしていますが、更新していこうと思います。
さて先日、5/3に、ルーブル美術館展に続き大英博物館展に行ってきました!大英博物館といえばルイス島のチェス駒が有名(らしい)とのことですが、それを見に行きました。今回は一人です。目指せソロ充

上野公園にある東京都美術館というところでやっているので、上野公園を突っ切って行きました!
チケットを購入して入口へ向かうと・・・

DSC_0003.JPG

さっそくありました。しかしまあ目が○でかわいいですねー。しかしどれがどの駒か分かりにくい・・・。左のはクイーンですかね、最強の駒が虫歯で苦しんでるように見えるのですが大丈夫なんですかね。

日曜の昼という、最も混雑しそうな時間帯に行ったのですが、思ったよりも・・・、やっぱり混雑してました(笑)。幸い前回と異なり"物体"なので遠くからでもよく見えました。また、これまた前回と異なり中盤以降にあったのでいきなりクライマックスと言うことはありませんでした。

展示されているのは土器や陶器から硬貨から、最近のだとクレジットカードまで!!ソーラー電池もありました。人類の進化は道具とともにあるということがよく分かる展示でした。

そして、もちろんルイス島のチェス駒を見ました。こっちを見てもどれがどの駒かよく分からない…(笑)。それにしても中世に作られた駒が発掘されるのは凄い。将棋だと木なので発掘される前に土に還りますし。

で、ふと思い立ってルイス島のチェス駒の近くに10分ほどいて、来場者の反応を観察(と言うほどでもないが)をしてみました。結果は予想通りと言えばそうなのですが、公式がチェス駒を推しているのもあって、常に人だかりが絶えませんでした。
チェス駒というのもあり
「チェスだ!」「良い駒だね〜」「ルールよく分かんないけど良いね」
といった反応が多かったのですが、
「チェスやってみよう」
となる人は一人もいませんでした。

チェスの普及と言う観点からすれば大きな役割が持てそうな展示ではあるのですが、「やろう」とならないのはルールの難しさと「チェスは欧米の物であって日本でできるとは思っていない」という思い込みがあるのかなと思いました。「面白そうだけど自分たちには遠すぎるものだ」という接し方をしているようにも思えました。それを変えるのは難しい・・・。

大英博物館展は100個の展示があったのですが、「あなたが選ぶとしたら101個目はなんですか?」という質問があり、迷わず「スマホ」と答えました。「登場する前はそれが無くても生きて行けたのに、した後だとそれ無しでは成り立たない」ものこそ発明だと思っているので、その最たるものかなと思ったからです。

数年後にはまた変化しているかもしれませんが・・・。

そしてショップではありました、クリアファイル!前回のルーブル美術館展ではチェス盤のある静物のクリアファイルが無く、チケットホルダーで我慢したので、手に入れられたのは収穫でした!チェス関係の書類を入れておきます。
あとルイス島のチェス駒のセットがあったのですが、スモールで13000円、ミディアムで58000円(だったかな)とかしたので、まあ学生には無理っすよねということで諦めました。今回は買ってよとせっつく人もいないですし

というわけでは大英博物館展のレポは以上になります。個人的には絵を見るより物を見た方が楽しかったです(笑)。クリアファイル手に入ったせいかこっちの印象は良くなりました。

チェス勢は楽しめると思うので行くことをお勧めします。

ではでは
ラベル:チェス 美術
posted by やぶこーじ at 22:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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